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富士山で初日の出を迎える登山者の事故を防ごうと、山梨県警富士吉田署は31日午後から元日の午前中にかけ、5合目に署員を待機させ、登山者が軽装の場合は引き返させることにした。
冬山シーズンに軽装で安易に入山する登山者が増えていることなどを踏まえた措置で、初めての試み。強制力はないが、同署は「富士山を甘く見ている登山者には登らせない」と、強く説得する構えだ。
警察庁によると、昨年12月29日から今年1月3日にかけての富士登山者は約150人で、大半が初日の出を拝もうとする登山者とみられる。このうち、山梨県側の吉田口登山道から登る人は50人程度で最も多いとされ、同署は同登山道の5合目にある山小屋に署員3人を配置。一晩中待機させ、通過する登山者に目を光らせる。
15日午前10時25分ごろ、長野県王滝村のスキー場「おんたけ2240」のゴンドラリフト「スカイラブ」が突然停止し、6人乗りのゴンドラ17基にスキー客90人(男性65人、女性25人)が取り残された。消防隊員らが地上20メートル~数メートルにあるゴンドラからロープでスキー客を降ろす救出活動を次々と進め、11時間半後の午後9時56分に全員を救助した。浜松市の女性団体職員(33)が頭痛を訴えて病院に運ばれたほかは、けがなどはないという。
県警木曽署などによると、ゴンドラを運ぶワイヤが、22本の支柱のうち下から8本目の支柱の滑車から外れたらしい。同じゴンドラでは95年の元日、同様にワイヤがはずれ約200人が最大5時間40分宙づりになる事故が起きている。
ゴンドラは全44基で89年12月に営業開始。標高1680メートルから最高所の2240メートル付近まで約2.5キロを秒速4メートルで結んでいた。今シーズンは8日に営業を開始し、停止時は雪が降っていたという。
救助されたスキー客は雪上車でゴンドラ乗り場付近に着き、レストランなどで暖を取ると安堵(あんど)の表情を浮かべた。愛知県一宮市の男性医師(27)は「ゴンドラの中は寒かったし、初めての経験で不安で仕方なかった。対応が遅い。ゴンドラを直すのか救助するのか早く判断すべきだった」と憤った。静岡県湖西市の男性会社員(54)は「支柱付近のワイヤが外れているのが見えた。3、4時間後に少し動いたが、結局閉じこめられた。降りてこられて良かった」と話した。
木曽署への事故の一報は、発生約2時間半後、ゴンドラ内の男性の携帯電話からの110番だった。通報しなかったことについてスキー場は「救出より復旧の方が早いと思って試みたが、うまくいかなかった」と説明している。この日朝の開場前の試運転などでは、不具合はなかったという。
- Dec 17 Mon 2007 17:51
2007/12/17
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