close

養MERO用每日餵食

 [泰安(韓国) 8日 ロイター] 韓国沖で7日に香港船籍のタンカーとクレーン船が衝突した事故では、タンカーから推定1万0500トンの原油が海に流れ出し、同国で過去最悪の原油流出事故となった。
 沿岸警備当局によると、原油は首都ソウルから南西に約100キロ離れた沿岸にもすでに漂着しており、9日には魚や牡蠣(かき)の養殖場にも流れ着くとみられている。
 海洋水産省の当局者は「漁業に被害が及ばないよう全力を尽くしている」と述べた。韓国当局はすでに油回収船やフェンスを使って原油の拡散防止に取り組んでいるほか、船103隻やヘリコプター5機を出動させて対応に当たっている。
 泰安の沿岸警備当局者によると、9日には装備や人員がさらに拡充される見通し。現地の沿岸では、住民1200人以上が岩などに付いた原油を落とす作業を行っている。
 京都府宇治市の学習塾で2005年12月、堀本紗也乃さん=当時(12)=が講師に殺害された事件から10日で2年がたつ。父恒秀さん(44)は今春、紗也乃さんが通った神明小(同市神明)のPTA会長となり、児童らの安全活動に取り組む。2年に合わせて寄せた手記には「娘の無念とともに闘ってまいります」と萩野裕被告(25)に対する変わらぬ怒りを記した。
 5日午前7時40分、神明小の通学路で「おはよう」と児童に声を掛ける恒秀さん。保護者らによる毎朝の「見守り活動」に、会長となった4月から週1回できるだけ参加している。「やって良かった。今まで家庭を顧みていなかった」
 2年前の出来事は「忘れようにも忘れられない」。紗也乃さんが収容された病院に駆けつけた時、地下に案内され、娘の死を予感した。「事故か」と妻に尋ねると「違う、刺された」。とっさに「萩野がやったんか」と口に出た。
 事件の19日前、塾から紗也乃さんが泣いて帰った。個別指導をやめさせたはずの萩野被告から呼び出されたと聞き、塾に行って抗議しようと思ったが、連日、深夜まで仕事に追われ、行けなかった。「あの時行っておけば」。今も悔いがある。
 事件後、神明小の保護者たちが毎朝、児童を見守る姿を見て、自分が歯がゆかった。昨年3月に保護者を前に体験を話したのを機に「子どもの安全の一助になりたい」との思いを強くし、本年度のPTA会長に立候補した。隣人が役員になり、支えてくれた。「10、20年と地域で活動されている人がいる」。頭が下がった。
 事件の公判は欠かさず傍聴し、1500ページにわたる一審の記録に目を通した。20日は控訴審で証言する。妄想を理由に減刑を主張する萩野被告への強い怒りからだ。「刑法39条(心神耗弱者の行為はその刑を減軽する)を悪用している」。極刑を求める気持ちは揺るがない。家族の心の傷はいまも深い。「妻はようやく散歩ができるようになった。でも、寒い時期になると思い出してつらい」。娘の無残な姿が頭を離れない。「納骨はまだしていない。昨日も今朝も泣きました」


arrow
arrow
    全站熱搜
    創作者介紹
    創作者 lang1025 的頭像
    lang1025

    嗚嘎噗

    lang1025 發表在 痞客邦 留言(0) 人氣()