嗚嘎噗

誰も　俺のことを　知る者（もの）のない　世界
果てない　闇の彼方の　未来を信じよう
逆風（ぎゃくふう）に　負（ま）けずに
微笑む月は　お前だから
その強さで　その光で　またきっと　逢（あ）おう

ああ　俺は生きる　向かい風を　飛（と）ぶ力にして
そして　俺は進（すす）む　いつかお前と出逢うそのために
抱き締（し）めるために

振（ふ）り向かない俺を　ふと呼び止（と）める声よ
果てない時の彼方で　戻ってこないかと

逆風（ぎゃくふう）に負（ま）けずに
瞳を凝（こ）らし明日（あす）を探せ
この決意（けつい）を　この願いを
握（にぎ）り締（し）め行（ゆ）こう

ああ　俺は守る
砂（すな）の城（しろ）も　大地（だいち）の息吹（いぶき）も
そして　俺は誓（ちか）う
運命なんて変えてみせるさと

この手には何もない　だから掴（つか）めるさ
リスクはチャンスへと　変えるものさ

ああ　逢（あ）いたいとき　見上（みあ）げるだろう　紅の月は
赤い　ダイヤモンド　変えることなく　輝き続ける

ああ　俺は生きる　向かい風を　飛（と）ぶ力にして
そして　俺は進（すす）む
いつかお前と出逢うそのために　離したりしない